東さんのなまはげ記事を見て、思い出したことがありました。
私の幼少期、両親は私と弟に対し、常々
「言う事を聞かないとなまはげが来るよ」
と脅していたのだった。
東北に親類がいたわけでもなく、行った事も無く、もちろん親が東北出身だったわけでもない。
しかし、「なまはげというものはとても怖いものらしい」
と、弟とともに思い込んでいた。
なまはげに来られてはたまらない、そう思って渋々言う事を聞いた覚えがある。
また、
「火の用心が来るよ」
というのもあった。
我が家があった地域では、夜9時くらいになると、拍子木を叩き、提灯をぶらさげ、「火の用心」と呼ばわりながら、近所をまわっていた人たちがいた。
いつの時代か?という気もするが、ともかくとても殊勝な方々だと、今となっては思う。
しかし当時は、
「夜更かしする子供をものすごく怒る」
と親から言い聞かされ、「火の用心」と声が聞こえるたび、
弟と私は「やべえ、寝なきゃ」
と思うようにしつけられていたのである。
夜更かしが大好きだった私と弟にあきれ果てた親が、
「火の用心の人呼んで来るよ!」
と言うや、弟は「いやや、いやや」
と、びーびー泣きわめいていた。
「火の用心」の人たちは、とても殊勝な方々なのに!
子供たちに対する嫌悪刺激として用いるとは、なんてことだ!
「火の用心」の人たちは、今では出会うことがなくなってしまったが、なまはげは今でも怖いと思う。同じ理由で獅子舞も、能も、着ぐるみも怖い。
かぶりものが怖いのだ。
中の人が何を考えているかわからないから。
幼少期に能を観に行く機会があったのだが、特に小面をつけた人がいつ舞台から客席に飛び降りて来て、私を追いかけまわすのだろうか?と、実におびえたものだった。
今はむしろ、中の人になりたい。
私の幼少期、両親は私と弟に対し、常々
「言う事を聞かないとなまはげが来るよ」
と脅していたのだった。
東北に親類がいたわけでもなく、行った事も無く、もちろん親が東北出身だったわけでもない。
しかし、「なまはげというものはとても怖いものらしい」
と、弟とともに思い込んでいた。
なまはげに来られてはたまらない、そう思って渋々言う事を聞いた覚えがある。
また、
「火の用心が来るよ」
というのもあった。
我が家があった地域では、夜9時くらいになると、拍子木を叩き、提灯をぶらさげ、「火の用心」と呼ばわりながら、近所をまわっていた人たちがいた。
いつの時代か?という気もするが、ともかくとても殊勝な方々だと、今となっては思う。
しかし当時は、
「夜更かしする子供をものすごく怒る」
と親から言い聞かされ、「火の用心」と声が聞こえるたび、
弟と私は「やべえ、寝なきゃ」
と思うようにしつけられていたのである。
夜更かしが大好きだった私と弟にあきれ果てた親が、
「火の用心の人呼んで来るよ!」
と言うや、弟は「いやや、いやや」
と、びーびー泣きわめいていた。
「火の用心」の人たちは、とても殊勝な方々なのに!
子供たちに対する嫌悪刺激として用いるとは、なんてことだ!
「火の用心」の人たちは、今では出会うことがなくなってしまったが、なまはげは今でも怖いと思う。同じ理由で獅子舞も、能も、着ぐるみも怖い。
かぶりものが怖いのだ。
中の人が何を考えているかわからないから。
幼少期に能を観に行く機会があったのだが、特に小面をつけた人がいつ舞台から客席に飛び降りて来て、私を追いかけまわすのだろうか?と、実におびえたものだった。
今はむしろ、中の人になりたい。
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