山東通信〜にくれんげ党〜
シャントンツウシン!!やりとり、および日々の感想と雑録
私が最近仕事以外で読んでいるもの、といえば、これが、趣味?の調べものに関する資料しかなかったのです。

まあ、「○○候」などと書かれた古記録でも、胸がきゅーんとするエピソードがあったりして、事実私は昨晩、「そんなにきゅんきゅんさせないでー」と一人にやけながらベッドの上でのたうちまわったりしていたのです。

さて。
ベッドに起き上がって、前々から読みたかった西村賢太の小説を読みまして、読みましたら止まらなくなり、今日仕事でお出かけの途中に、読み終わるのがもったいなくて、お出かけ途中なのをいいことに、読み終わる前に本屋に寄って同じ作者の別の本を購入、後顧の憂いを断って読み終わり、また新たに読み始めているところです。

忘年会で行われるプレゼント交換会のための品物、もうみんな買ったんですってー、山さんは?これから買いに行くんですかー?

との後輩の言葉を背に受けながら、なに言ってんだ、これからもう1冊買いにいくに決まってんだよ!
プレゼント?この前買ってきたいぶりがっこを包んでくれてやる!
と、勇ましく帰宅途中に本屋に寄る。

ブロスの書評で「私」の怒りの爆発に喜ぶ旨が書かれていましたが、私も読みながら、「キレるか?キレんのか?キレたー!」とおはなしの虜、バスの中でもにやにやが止まりません。

ところで、この西村作品に登場する主人公、今は亡き作家の没後弟子を自称し、全集の刊行を目指して関連資料を集めに集め、菩提寺で毎月法要を営むほどののめりこみを見せてくれるのですが、ついついものがたりを自分の現実にフィードバックさせてしまう私としましては、本をぱたり、と閉じまして。

私も、「掃苔」したい。
ならば、その前に、お墓を探すしかない。
H市の古いお寺に、かたっぱしから手紙を送りつけるのだ。

との想念が頭をよぎりましたが、まだ趣味の域にとどめたい私としては、あと1年くらい、考えてからにしようか、と思いました。
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